“熱沙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねっさ60.0%
ねっしゃ20.0%
ねつしや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その、烈火の影、黄色く躍る熱沙ねっさの土をふんで、一団の人かげが刀を杖つき、負傷者ておいをかばって遠く宿を離れ、常州じょうしゅうをさしてひた走りに落ちのびていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
熱沙ねっしゃ限りなきサハラを旅する隊商も時々は甘き泉わき緑の木陰涼しきオーシスに行きあいてえ難きかわきと死ぬばかりなる疲労つかれいやする由あれど、人生まれ落ちての旅路たびじにはただ一度
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
熱沙ねつしやあぶられるこの寶石はうせき
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)