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点呼
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てんこ
ふりがな文庫
“
点呼
(
てんこ
)” の例文
それはかれが
以前
(
いぜん
)
一座の部長であったとき、座員を前にやり
過
(
す
)
ごして、いちいち
点呼
(
てんこ
)
する
習慣
(
しゅうかん
)
があったからである。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
多宝塔
(
たほうとう
)
を中心として、
施無畏寺
(
せむいじ
)
の庭に陣ぞろいした
武田
(
たけだ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
は、
手負
(
てお
)
い
討死
(
うちじに
)
の
点呼
(
てんこ
)
をしたのち、
伊那丸
(
いなまる
)
の命令一下に、またも一部の
軍卒
(
ぐんそつ
)
が、法師野の部落を八方にかけわかれる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「日本人が二人? はてな、誰でしょうか。では、すぐ
点呼
(
てんこ
)
をしてみましょう」
大宇宙遠征隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そして、後から後から、駈けつづいてくる将士の到着をとり、兵を
点呼
(
てんこ
)
した。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尊氏は宮司のあいさつをうけたのち、さっそく兵たちに食わせる
炊出
(
たきだ
)
しの手当を依頼したので、ここまで共に落ちてきた人員を
点呼
(
てんこ
)
させてみると将士あわせてわずか二百余人にすぎなかった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「
点呼
(
てんこ
)
いたしまするか」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“点呼”の意味
《名詞》
点呼(てんこ)
一人一人名前を呼んで人員やその状態などを確認すること。
(出典:Wiktionary)
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
呼
常用漢字
小6
部首:⼝
8画
“点”で始まる語句
点
点頭
点綴
点滴
点々
点心
点火
点燈頃
点燈
点睛