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てんこ
ふりがな文庫
“てんこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
点呼
46.2%
典故
15.4%
天鼓
15.4%
天狐
7.7%
天虎
7.7%
瓢網
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
点呼
(逆引き)
多宝塔
(
たほうとう
)
を中心として、
施無畏寺
(
せむいじ
)
の庭に陣ぞろいした
武田
(
たけだ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
は、
手負
(
てお
)
い
討死
(
うちじに
)
の
点呼
(
てんこ
)
をしたのち、
伊那丸
(
いなまる
)
の命令一下に、またも一部の
軍卒
(
ぐんそつ
)
が、法師野の部落を八方にかけわかれる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
てんこ(点呼)の例文をもっと
(6作品)
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典故
(逆引き)
その故は何かというに『鶉衣』の思想文章ほど複雑にして
蘊蓄
(
うんちく
)
深く
典故
(
てんこ
)
によるもの多きはない。それにもかかわらず読過其調の清明
流暢
(
りゅうちょう
)
なる実にわが古今の文学中その類例を見ざるもの。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
てんこ(典故)の例文をもっと
(2作品)
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天鼓
(逆引き)
春琴は我が家に飼っている一番優秀な鶯に「
天鼓
(
てんこ
)
」と云う銘をつけて朝夕その声を聴くのを楽しんだ天鼓の啼く音は実に見事であった高音のコンという音の
冴
(
さ
)
えて余韻のあることは人工の
極致
(
きょくち
)
を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
てんこ(天鼓)の例文をもっと
(2作品)
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天狐
(逆引き)
チュウコとは宙狐とも中狐ともかくが、空中に狐が火を点ずるの意から起こった名に相違ない。あるいは
天狐
(
てんこ
)
、中狐ともいって、その火の高く飛ぶ方を天狐と称し、低く動く方を中狐とも申している。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
てんこ(天狐)の例文をもっと
(1作品)
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天虎
(逆引き)
『国史補』には四指のを
天虎
(
てんこ
)
五指のを人虎と俗称すと出づ。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
てんこ(天虎)の例文をもっと
(1作品)
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瓢網
(逆引き)
「
瓢網
(
てんこ
)
はどうやいね。」とお光が問うた。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
てんこ(瓢網)の例文をもっと
(1作品)
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