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典故
ふりがな文庫
“典故”の読み方と例文
読み方
割合
てんこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんこ
(逆引き)
煩雑な
典故
(
てんこ
)
を
尚
(
とうと
)
んだ、殿中では、天下の侯伯も、お坊主の指導に従わなければならない。斉広には一方にそう云う弱みがあった。
煙管
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その故は何かというに『鶉衣』の思想文章ほど複雑にして
蘊蓄
(
うんちく
)
深く
典故
(
てんこ
)
によるもの多きはない。それにもかかわらず読過其調の清明
流暢
(
りゅうちょう
)
なる実にわが古今の文学中その類例を見ざるもの。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
典故(てんこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“典故”の意味
《名詞》
物事の拠り所となる故事。故実
(出典:Wiktionary)
典
常用漢字
小4
部首:⼋
8画
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“典”で始まる語句
典侍
典
典薬頭
典医
典雅
典韋
典厩
典型
典膳
典薬
“典故”のふりがなが多い著者
永井荷風
芥川竜之介