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典故
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てんこ
ふりがな文庫
“
典故
(
てんこ
)” の例文
煩雑な
典故
(
てんこ
)
を
尚
(
とうと
)
んだ、殿中では、天下の侯伯も、お坊主の指導に従わなければならない。斉広には一方にそう云う弱みがあった。
煙管
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その故は何かというに『鶉衣』の思想文章ほど複雑にして
蘊蓄
(
うんちく
)
深く
典故
(
てんこ
)
によるもの多きはない。それにもかかわらず読過其調の清明
流暢
(
りゅうちょう
)
なる実にわが古今の文学中その類例を見ざるもの。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“典故”の意味
《名詞》
物事の拠り所となる故事。故実
(出典:Wiktionary)
典
常用漢字
小4
部首:⼋
8画
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
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