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渡辺綱
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わたなべのつな
ふりがな文庫
“
渡辺綱
(
わたなべのつな
)” の例文
頼光の
館
(
やかた
)
へ美女丸の命乞いに来るくだりは、原作者も
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
の伯母から脱化したものであるが、男のような女、女のような男
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
むかし
源頼光
(
みなもとのらいこう
)
という
大将
(
たいしょう
)
がありました。その
家来
(
けらい
)
に
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
、
卜部季武
(
うらべのすえたけ
)
、
碓井貞光
(
うすいのさだみつ
)
、
坂田公時
(
さかたのきんとき
)
という四
人
(
にん
)
の
強
(
つよ
)
い
武士
(
ぶし
)
がいました。これが
名高
(
なだか
)
い、「
頼光
(
らいこう
)
の四
天王
(
てんのう
)
」
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そこで再び、鬼というやつは婆様に化けたがるものである、現に安達の一つ家は、鬼婆アを
主
(
あるじ
)
としてはじめて有名であり、
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
をたばかりに来た鬼も、婆様の姿をして来たればこそ有効である。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「いや、なんにしてもお手柄だ。
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
が鬼の腕を斬ったようなものだ。」
馬妖記
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そこで
金太郎
(
きんたろう
)
は
坂田金時
(
さかたのきんとき
)
と
名乗
(
なの
)
って、
頼光
(
らいこう
)
の
家来
(
けらい
)
になりました。そして大きくなると、えらいお
侍
(
さむらい
)
になって、
渡辺綱
(
わたなべのつな
)
、
卜部季武
(
うらべのすえたけ
)
、
碓井貞光
(
うすいのさだみつ
)
といっしょに、
頼光
(
らいこう
)
の四
天王
(
てんのう
)
と
呼
(
よ
)
ばれるようになりました。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“渡辺綱”の解説
渡辺 綱(わたなべ の つな渡辺綱は「わたなべ の つな」と苗字と名の間に「の」をつけて呼ばれることが通例である。)は、平安時代中期の武将。嵯峨源氏の源融の子孫で、正式な名のりは源綱(みなもと の つな)。通称は渡辺源次。頼光四天王の筆頭として知られる。渡辺氏の祖。また、「三田綱町(港区三田2丁目にあった町名)」の由来としても知られる。
(出典:Wikipedia)
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“渡辺”で始まる語句
渡辺
渡辺崋山
渡辺橋
渡辺省亭
渡辺天蔵
渡辺悦之進
渡辺華山
渡辺錠太郎
渡辺篤
渡辺登