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添刪
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てんさん
ふりがな文庫
“
添刪
(
てんさん
)” の例文
わずかに
書肆
(
しょし
)
の
来
(
きた
)
って旧著の改版を請うがまま
反古
(
ほご
)
にもすべき旧稿の整理と
添刪
(
てんさん
)
とに日を送ればかえって
過
(
すぎ
)
し日の楽しみのみ絶え間もなく思い返されるばかり。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
修理主人真田信濃守応接所警衛
仰
(
おおせ
)
付けられ、修理儀も人数に加わり出張致しおり候に付き、通弁のため漢文にて
認
(
したた
)
め置き候書翰草稿に
添刪
(
てんさん
)
を乞い、その書翰に曰く
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
「そうです。そんな批評はおよしなさい。宗匠の
添刪
(
てんさん
)
の態度から幾らも進まないそんな処に
彽徊
(
ていかい
)
して、寂しいではありませんか。勿論私も、さびしくて為方がないのです。」
歌の円寂する時
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
即ち明治四十二年の秋八月のはじめに稿を
起
(
おこ
)
し十月の末に書き終るが否や亡友
井上唖唖
(
いのうえああ
)
君に校閲を乞い
添刪
(
てんさん
)
をなした
後
(
のち
)
草稿を雑誌『新小説』
編輯者
(
へんしゅうしゃ
)
の
許
(
もと
)
に送った。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
刪
漢検1級
部首:⼑
7画
“添”で始まる語句
添
添書
添乳
添削
添寝
添臥
添状
添水
添合
添下