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消化
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こなれ
ふりがな文庫
“
消化
(
こなれ
)” の例文
そして出来る事なら天国へ
往
(
ゆ
)
く折にも、こんな
消化
(
こなれ
)
のいい物を食つて、こんな軽い
履
(
くつ
)
を
穿
(
は
)
いてゐたいと思つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「こりゃうまくはなさそうだけれど、
消化
(
こなれ
)
がいいてえから、病人に上げて見てくんな」
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
ロツクフエラアの積りでは、
疲労
(
タイヤ
)
を
護謨輪
(
タイヤ
)
にもぢつた言葉の洒落らしいが、実際食後のお喋りは、どうかすると聴衆をげんなりさせて、お
腹
(
なか
)
の
消化
(
こなれ
)
まで悪くさせるものだ。
茶話:12 初出未詳
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
賄方の、余り庖丁加減が上手なので、
食物
(
たべもの
)
の
消化
(
こなれ
)
が良すぎたのだつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
トオマス嬢はある日の
夕方
(
ゆふかた
)
美しく刈込まれた学校の
校庭
(
カムパス
)
を散歩してゐた。
晩食
(
ばんめし
)
は
消化
(
こなれ
)
のいゝ物でうまく食べたし、新調の
履
(
くつ
)
は
繊細
(
きやしや
)
な足の裏で軽く鳴つてゐるので、
女博士
(
をんなはかせ
)
はすつかりいい気持になつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“消化”の解説
消化(しょうか、en: digestion)とは、生物が外部から摂取した物質を分解処理して、利用可能な状態にする過程のことである。消化は、生体の体内や体外、細胞内または細胞外の様々な場所で行われる。消化の方法としては、機械的に破砕する物理的消化や、コロイドや分子レベルにまで分解する化学的消化が存在し、消化器ごとにも分類される。
(出典:Wikipedia)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“消”で始まる語句
消
消息
消魂
消炭
消耗
消失
消防夫
消光
消滅
消印