“海牙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハーグ85.7%
ハアグ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出来るだけ居中きょちゅう調停、仲裁裁判の如き平和的方法に依らむことを決議し、そして永久仲裁裁判所を海牙ハーグに設置する事となったが
文明史上の一新紀元 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
(車は和蘭の路に入れば、海牙ハーグ郊外は霞がたちこめていた。昨夜からの霖雨がやみ、春の水が低い畑にみちているのである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
どの博物館ミユウゼにもレンブランを除けば格別記憶にとゞめたいもない。レンブランとても海牙ハアグにある有名な「解剖図」ぐらゐなもので、その傑作はかへつ白耳義ベルジツクそのの国に散在して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
和蘭陀ヲランダはアムステルダムと海牙ハアグとの両都をわづ二日ふつかで観て通つたに過ぎない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)