“浪宅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らうたく60.0%
ろうたく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忍んで暮し向のことなんか話し込むわけがないぢやありませんか、こいつは唯事でないと思つたから、早速裏の六軒長屋の江柄三七郎の浪宅らうたくを覗いて見ましたよ
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
吟味致すべき旨に付同心どうしん委細ゐさいかしこまり候とて夫よりまづ山口惣右衞門浪宅らうたく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殿様へ種々しゅ/″\御意見を申し上げ、諫言かんげんとかをいたしたので重役の憎みを受け、御暇おいとまになりましたが、なんの此の屋敷ばかり日は照らぬという気性で浪人致し、其ののち浪宅ろうたくにおいて切腹いたし
人見又四郎ひとみまたしろう浪宅ろうたくである。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)