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浅手
ふりがな文庫
“浅手”の読み方と例文
旧字:
淺手
読み方
割合
あさで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさで
(逆引き)
母子
(
おやこ
)
は生れて以来の母子で、この
貴
(
たっ
)
とい観念を傷つけられた
覚
(
おぼえ
)
は、
重手
(
おもで
)
にしろ
浅手
(
あさで
)
にしろ、まだ経験した試しがないという考えから、もしあの事を云い出して
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは女房が忍んで親元へまいる処をお前に
見咎
(
みとが
)
められて、
浅手
(
あさで
)
を負うたようであるが、気にする程のことはないから、このことは他へは
口外
(
こうがい
)
してはなりませぬ、上様は落馬以来
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
平野橋で跡部の手と衝突した大塩の
同勢
(
どうぜい
)
は、又逃亡者が出たので百人
余
(
あまり
)
になり、
浅手
(
あさで
)
を
負
(
お
)
つた庄司に手当をして遣つて、平野橋の西詰から少し南へよぢれて、今
淡路町
(
あはぢまち
)
を西へ退く所である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
浅手(あさで)の例文をもっと
(3作品)
見る
浅
常用漢字
小4
部首:⽔
9画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“浅”で始まる語句
浅間
浅葱
浅草
浅黄
浅
浅墓
浅慮
浅薄
浅草寺
浅猿
“浅手”のふりがなが多い著者
夏目漱石
森鴎外
田中貢太郎