“津々浦々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつうらうら50.0%
つゝうら/\33.3%
つづうらうら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはちょうど、欧米におけるクリスマスににたものだ、日本全国津々浦々つつうらうらにいたるまで、いやしくも男の子のある家では、屋根よりも高く鯉幟こいのぼりを立てる、室内には男性的な人形をかざる。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
日本全國にほんぜんこく津々浦々つゝうら/\までもゆきわたつてはず文明ぶんめい恩澤おんたくぼく故郷くにには其微光そのびくわうすらみとなかつたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そうして全国の小学児童に代数や幾何きかの面白さを習得さすべく、彼自身の貴い経験によって、心血を傾けて編纂へんさんしつつある「小学算術教科書」が思い通りに全国の津々浦々つづうらうらにまで普及した嬉しさや
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)