トップ
>
津々浦々
>
つつうらうら
ふりがな文庫
“
津々浦々
(
つつうらうら
)” の例文
それはちょうど、欧米におけるクリスマスににたものだ、日本全国
津々浦々
(
つつうらうら
)
にいたるまで、いやしくも男の子のある家では、屋根よりも高く
鯉幟
(
こいのぼり
)
を立てる、室内には男性的な人形をかざる。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
津々浦々
(
つつうらうら
)
の
渡鳥
(
わたりどり
)
、
稲負
(
いなおお
)
せ
鳥
(
どり
)
、
閑古鳥
(
かんこどり
)
。姿は知らず名を
留
(
と
)
めた、一切の
善男子
(
ぜんなんし
)
善女人
(
ぜんにょにん
)
。
木賃
(
きちん
)
の
夜寒
(
よさむ
)
の枕にも、雨の夜の
苫船
(
とまぶね
)
からも、夢はこの
処
(
ところ
)
に宿るであろう。巡礼たちが
霊魂
(
たましい
)
は時々
此処
(
ここ
)
に来て
遊
(
あす
)
ぼう。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
日本全国
津々浦々
(
つつうらうら
)
にまでひびきわたったのでした。
大金塊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
々
3画
浦
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
々
3画
“津々”で始まる語句
津々
津々美
津々泊々