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洋袴下
ふりがな文庫
“洋袴下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ズボンした
50.0%
づぼんした
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ズボンした
(逆引き)
困った結果、坑夫と云う事から気を離して、自分だけを検査して見ると、——何だか急に寒くなった。
袷
(
あわせ
)
はさっきの雨で
濡
(
ぬ
)
れている。
洋袴下
(
ズボンした
)
は
穿
(
は
)
いていない。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
膨
(
ふく
)
ら
脛
(
はぎ
)
に小さい鉄の
才槌
(
さいづち
)
を
縛
(
しば
)
り附けたように
足掻
(
あがき
)
に骨が折れる。
袷
(
あわせ
)
の尻は無論
端折
(
はしお
)
ってある。その上
洋袴下
(
ズボンした
)
さえ
穿
(
は
)
いていないのだから不断なら競走でもできる。が、こう松ばかりじゃ
所詮
(
しょせん
)
敵
(
かな
)
わない。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
洋袴下(ズボンした)の例文をもっと
(1作品)
見る
づぼんした
(逆引き)
三四郎はついと立つて、
革鞄
(
かばん
)
の
中
(
なか
)
から、キヤラコの
襯衣
(
しやつ
)
と
洋袴下
(
づぼんした
)
を出して、それを
素肌
(
すはだ
)
へ着けて、其上から紺の
兵児帯
(
へこおび
)
を
締
(
し
)
めた。それから
西洋手拭
(
タウエル
)
を
二筋
(
ふたすぢ
)
持つた
儘
(
まゝ
)
蚊帳
(
かや
)
の
中
(
なか
)
へ這入つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
洋袴下(づぼんした)の例文をもっと
(1作品)
見る
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
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