トップ
>
泥岩
>
でいがん
ふりがな文庫
“
泥岩
(
でいがん
)” の例文
ところが
次
(
つぎ
)
の日救助係がまるでちがった人になってしまい、
泥岩
(
でいがん
)
の中からは空想よりももっと
変
(
へん
)
なあしあとなどが出てきたのです。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
その水へ半分顔を
浸
(
ひた
)
して
泳
(
およ
)
ぎながら
横目
(
よこめ
)
で海岸の方を見ますと、
泥岩
(
でいがん
)
の向うのはずれは高い草の
崖
(
がけ
)
になって木もゆれ雲もまっ白に光りました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
イギリス海岸には、青白い
凝灰質
(
ぎょうかいしつ
)
の
泥岩
(
でいがん
)
が、川に
沿
(
そ
)
ってずいぶん広く
露出
(
ろしゅつ
)
し、その南のはじに立ちますと、北のはずれに
居
(
い
)
る人は、
小指
(
こゆび
)
の先よりもっと小さく見えました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
今日は三年生は
地質
(
ちしつ
)
と
土性
(
どせい
)
の実習だった。
斉藤
(
さいとう
)
先生が先に立って女学校の
裏
(
うら
)
で
洪積層
(
こうせきそう
)
と
第
(
だい
)
三
紀
(
き
)
の
泥岩
(
でいがん
)
の
露出
(
ろしゅつ
)
を見てそれからだんだん土性を
調
(
しら
)
べながら
小船渡
(
こぶなと
)
の
北上
(
きたかみ
)
の
岸
(
きし
)
へ行った。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
しばらくやすんでから、こんどはみんなで先生について川の北の
花崗岩
(
かこうがん
)
だの三
紀
(
き
)
の
泥岩
(
でいがん
)
だのまではいった
込
(
こ
)
んだ
地質
(
ちしつ
)
や土性のところを教わってあるいた。図は
次
(
つぎ
)
の月曜までに
清書
(
せいしょ
)
して出すことにした。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“泥岩”の解説
泥岩(でいがん、en: mudstone)は、その主要な構成物質の粒の大きさがmm以下のもの(泥)でできている一般的な堆積岩の一種。海底や湖沼底などに堆積した泥(シルト・粘土)が、脱水固結して岩石となったものである。
主に粘土鉱物からなり、有機物を含むことも多い。
(出典:Wikipedia)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
“泥岩”で始まる語句
泥岩層