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泣訴
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きゅうそ
ふりがな文庫
“
泣訴
(
きゅうそ
)” の例文
背に腹はかえられぬと、ついに、危険なる思想的侵略主義の国へ
泣訴
(
きゅうそ
)
して、その援助を乞うという苦しまぎれの下策に出たのであった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やつめ、宿老に
泣訴
(
きゅうそ
)
し、殿のお袖にすがりおった」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
彼らの
泣訴
(
きゅうそ
)
するところを聞くと、天蔵の悪事は、茶わん屋へ夜盗にはいっただけの一事には
止
(
とど
)
まらない。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遂には、玉座に迫って、帝の
御衣
(
ぎょい
)
にすがって、
泣訴
(
きゅうそ
)
した。帝は、当惑そうに
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかし
濮陽
(
ぼくよう
)
に
呂布
(
りょふ
)
を攻めて呂布にもてあそばれ、
宛城
(
えんじょう
)
に
張繍
(
ちょうしゅう
)
と戦うて敗走し、また赤壁に
周瑜
(
しゅうゆ
)
を恐れ、
華容
(
かよう
)
に関羽に遭って
泣訴
(
きゅうそ
)
して命を助かり、なおなお、近くは
渭水
(
いすい
)
潼関
(
どうかん
)
の合戦に、
髯
(
ひげ
)
を切り
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“泣訴”の意味
《名詞》
泣 訴(きゅうそ)
泣いて訴えること。
《動詞》
泣いて訴える。
(出典:Wiktionary)
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
訴
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“泣”で始まる語句
泣
泣面
泣出
泣腫
泣々
泣声
泣言
泣音
泣聲
泣叫