“きゅうそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窮鼠79.3%
泣訴17.2%
急訴3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言うて手をつかねて捕われるのもな話、窮鼠きゅうそかえって猫を噛むというわけではないが、時にとっての非常手段を試みるよりほかはない。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「やつめ、宿老に泣訴きゅうそし、殿のお袖にすがりおった」
と、その夜すぐ、家康へ急訴きゅうそのため、旅立たせていた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)