“張繍”の読み方と例文
読み方割合
ちょうしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実はきょう、君を迎えたのは、この相府の梅園に、梅の実の結んだのを見て、ふと先年、張繍ちょうしゅう征伐に出向いた行軍の途中を思い起したのだ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
旗幟きしをひるがえし、許都へ攻めのぼろうと企てていた一軍は、その張済のおいにあたる張繍ちょうしゅうという人物を中心としていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
愚臣の観るところでは、荊州けいしゅう劉表りゅうひょうと、襄城じょうじょう(河南省・許昌西南)の張繍ちょうしゅうとは、ひそかに聯携して、あえて、朝廷にさえ不遜な態度を示しています。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)