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沈滞
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ちんたい
いやそれよりも、伊丹の
領民がみな必ずしも、領主の
叛旗にたいして、支持をもっていないことも、この町に
沈滞な気の見える一因であるということもできる。
この
辺はもう春と
云つても
汚い
鱗葺の
屋根の上に
唯だ
明く日があたつてゐると
云ふばかりで、
沈滞した
堀割の水が
麗な青空の色を
其のまゝに映してゐる
曳舟通り。
“沈滞”の意味
《名詞》
沈滞(ちんたい)
底のほうに沈み、滞っていること。
淀んで活気が無いこと。
(context、dated)長く下位の職にあって昇進しないこと。
(出典:Wiktionary)