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永井荷風
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ながゐかふう
ふりがな文庫
“
永井荷風
(
ながゐかふう
)” の例文
永井荷風
(
ながゐかふう
)
氏宛のも
沢山
(
たくさん
)
あつた。それは皆どう云ふ
訣
(
わけ
)
か、
荷風堂
(
かふうだう
)
先生と云ふ宛名だつた。「荷風堂は
可笑
(
をか
)
しいな。森先生ともあらうものが。」
本の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(後者は
永井荷風
(
ながゐかふう
)
氏の
比喩
(
ひゆ
)
なり。
必
(
かならず
)
しも前者と
矛盾
(
むじゆん
)
するものにあらず)予の文に至らずとせば、
斯
(
かか
)
る美人に対する感慨を
想
(
おも
)
へ。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
煙を揚げる
英吉利
(
イギリス
)
の船。「港をよろふ山の若葉に光さし……」
顱頂
(
ろちやう
)
の
禿
(
は
)
げそめた
斎藤茂吉
(
さいとうもきち
)
。ロテイ。
沈南蘋
(
しんなんぴん
)
。
永井荷風
(
ながゐかふう
)
。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
尤
(
もつと
)
も女に惚れられても、大した損はする男にあらず。
永井荷風
(
ながゐかふう
)
、ゴンクウル、
歌麿等
(
うたまろら
)
の信者なりしが、この頃はトルストイなどを
担
(
かつ
)
ぎ出すことあり。
学校友だち
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
近来随筆の流行漸く盛んならんとするに当つて、随筆を論ずる者、必ず
一方
(
いつぱう
)
に
永井荷風
(
ながゐかふう
)
氏や、
近松秋江
(
ちかまつしうかう
)
氏を賞揚し、一方に若い人人のそれを
嘲笑
(
てうせう
)
する傾向がある。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
(こは
夙
(
つと
)
に
永井荷風
(
ながゐかふう
)
氏の「日本の庭」の一章たる「梅」の中に道破せる真理なり。文壇は詩人も心臓以外に脳髄を有するの事実を認めず。
是
(
これ
)
予に
今日
(
こんにち
)
この真理を盗用せしむる
所以
(
ゆゑん
)
なり。)
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一腔
(
いつかう
)
の詩情
殆
(
ほとんど
)
永井荷風
(
ながゐかふう
)
氏を想はしむるものありと云ふべし。(二月十一日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
永
常用漢字
小5
部首:⽔
5画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“永井”で始まる語句
永井
永井徹
永井信濃守
永井龍男
永井青崖
永井雅楽
永井蔵人
永井素岳
永井玄蕃
永井播磨守