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水道端
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すいどうばた
ふりがな文庫
“
水道端
(
すいどうばた
)” の例文
一体この
水道端
(
すいどうばた
)
の通は片側に寺が幾軒となくつづいて、
種々
(
いろいろ
)
の形をした
棟門
(
むねもん
)
を並べている処から、今も折々私の喜んで散歩する処である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
其方
(
そち
)
は加減がわるいと云って
引籠
(
ひきこも
)
っているそうだが、どうじゃナ、手前に少し話したいことがあって呼んだのだ、
外
(
ほか
)
の事でもないが、
水道端
(
すいどうばた
)
の相川におとくという今年十八になる娘があるナ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
□大杉栄氏は小石川区
水道端
(
すいどうばた
)
二ノ十六に
仏蘭西
(
フランス
)
文学研究会をおいて毎週土曜の夜高等科では一回読み切りの小説脚本、講演等を講義し猶別に初等科をおいて仏語を初歩から教授なさるさうです。
編輯室より:(一九一五年七月号)
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
小石川
水道端
(
すいどうばた
)
なる
往来
(
おうらい
)
の真中に立っている
第六天
(
だいろくてん
)
の
祠
(
ほこら
)
の
側
(
そば
)
、また
柳原通
(
やなぎわらどおり
)
の
汚
(
きたな
)
い
古着屋
(
ふるぎや
)
の屋根の上にも大きな銀杏が立っている。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御親父様の
御名跡
(
ごみょうせき
)
をお
嗣
(
つ
)
ぎ遊ばし、平左衞門と改名され、
水道端
(
すいどうばた
)
の
三宅
(
みやけ
)
様と申上げまするお
旗下
(
はたもと
)
から奥様をお迎えになりまして、程なく
御出生
(
ごしゅっしょう
)
のお
女子
(
にょし
)
をお
露
(
つゆ
)
様と申し上げ、
頗
(
すこぶ
)
る
御器量美
(
ごきりょうよし
)
なれば
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
小石川の高台はその源を関口の滝に発する江戸川に南側の麓を洗わせ、
水道端
(
すいどうばた
)
から登る幾筋の急な坂によって次第次第に伝通院の方へと高くなっている。
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“水道”で始まる語句
水道
水道橋
水道尻
水道町
水道路
水道口
水道栓
水道際
水道税
水道工事