“第六天”の読み方と例文
読み方割合
だいろくてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小石川水道端すいどうばたなる往来おうらいの真中に立っている第六天だいろくてんほこらそば、また柳原通やなぎわらどおりきたな古着屋ふるぎやの屋根の上にも大きな銀杏が立っている。
……中通りをまっすぐにつき当ると第六天だいろくてんの社である、柳原へはそこを右へ曲るのだが、おせんは左へ折れ、平右衛門町へいえもんちょうをぬけて大川端へ出た。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)