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気支
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きづかい
ふりがな文庫
“
気支
(
きづかい
)” の例文
跡
(
あと
)
でお医者に聞いたら大笑いで、鶏は決して水分を分泌しない動物だ、どんな薬を用いても汗の出る
気支
(
きづかい
)
がないという事でした。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
しかるに上流人士はイザ知らず、中流以下の家庭はまだとても西洋料理を常食とするまでに進歩せんよ。三年や五年でとてもそうなる
気支
(
きづかい
)
がない。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
満さんは本家のお
代
(
だい
)
さんと縁組するはずになっているそうだから国の事を忘れる
気支
(
きづかい
)
もあるめいけれど、こういつまでも帰らねいのを見ると何だか少し怪しいようだ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
物を
炙
(
あぶ
)
り物を
煮
(
に
)
るも火力平均するがため少しくその使用法に
馴
(
な
)
るれば
仕損
(
しそん
)
ずる
気支
(
きづかい
)
なし。費用は薪炭の時代に一日壱円五十一銭を要せしが今は瓦斯代九十五銭を要するのみ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
究屈を嫌って
放埒
(
ほうらつ
)
を好み規律を嫌って
我儘
(
わがまま
)
を好むような人に物の真相が解る
気支
(
きづかい
)
がない。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
こんな
馬鹿気
(
ばかげ
)
た事の
罷
(
や
)
まない内はとても我邦に衛生思想の発達する
気支
(
きづかい
)
がない。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
先日も或る宝石屋へ行って宝石入の
指環
(
ゆびわ
)
を買いましたが最初の時は番頭が応対して日本製の品物でも細工が上手になっていますから決して宝石の抜け出す
気支
(
きづかい
)
がありませんと真珠入の指環を
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高