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気抜
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きぬけ
ふりがな文庫
“
気抜
(
きぬけ
)” の例文
旧字:
氣拔
お蔦 でも、
偶
(
たま
)
には一所に連れて出て下さいまし。
夫婦
(
いっしょ
)
になると
気抜
(
きぬけ
)
がして、意地も
張
(
はり
)
もなくなって、ただ
附着
(
くッつ
)
いていたがって、困った田舎嫁でございます。
湯島の境内
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
是はまあどうした訳と二三日は
気抜
(
きぬけ
)
する程恨めしくは存じたれど、
只今
(
ただいま
)
承れば
御親子
(
ごしんし
)
の間柄、大切の娘御を私風情の
賎
(
いやし
)
き者に
嫁入
(
よめいら
)
してはと
御家従
(
ごけらい
)
のあなたが御心配なすッて
連
(
つれ
)
て
行
(
ゆか
)
れたも御道理
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高