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民顕
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ミユンヘン
ふりがな文庫
“
民顕
(
ミユンヘン
)” の例文
僕は父の歿した時、
民顕
(
ミユンヘン
)
の
仮寓
(
かぐう
)
にあつてこのことを
想出
(
おもひだ
)
して、その時の父の顔容を出来るだけおもひ浮べて見ようと努めたことがあつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
今は
塞
(
ふさ
)
がつてゐるけれど、四五日
経
(
た
)
てばどれかが明くといふことである。かへり
途
(
みち
)
で、日本媼の息子は、『
民顕
(
ミユンヘン
)
人は何でも
真直
(
まつすぐ
)
に物いふから
喧嘩
(
けんくわ
)
してはいけませんよ』
南京虫日記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
僕は
維也納
(
ウインナ
)
の教室を引上げ、
笈
(
きふ
)
を負うて二たび目差すバヴアリアの首府
民顕
(
ミユンヘン
)
に行つた。そこで何や彼や未だ苦労の多かつたときに、故郷の山形県
金瓶村
(
かなかめむら
)
で僕の父が
歿
(
ぼつ
)
した。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
六月一日、
Spetech
(
シユペテツヒ
)
といふ
民顕
(
ミユンヘン
)
の図書館員と共に汽車でイーサルに沿うて
溯
(
さかのぼ
)
つた。けふの午前には在郷軍人の記念儀式があつたので、それを見てそれが終つてから汽車に乗つた。
イーサル川
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
顕
常用漢字
中学
部首:⾴
18画
“民”で始まる語句
民
民衆
民家
民間
民子
民謡
民草
民族
民主主義
民弥