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毛髪
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もうはつ
ふりがな文庫
“
毛髪
(
もうはつ
)” の例文
旧字:
毛髮
人間だって
血液
(
けつえき
)
の赤い色と
毛髪
(
もうはつ
)
の色などをとりのぞけば、
体
(
からだ
)
じゅうが
無色
(
むしょく
)
で
透明
(
とうめい
)
になってしまうんだ。ガラスとたいしてちがわないよ
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
紀昌は根気よく、
毛髪
(
もうはつ
)
の先にぶら下った
有吻類
(
ゆうふんるい
)
・
催痒性
(
さいようせい
)
の小節足動物を見続けた。その虱も何十匹となく
取換
(
とりか
)
えられて行く
中
(
うち
)
に、早くも三年の月日が流れた。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
あの銀色の
毛髪
(
もうはつ
)
をして、何となく子供子供した顔をしていた方だけは、今でも私の眼にはっきりと
浮
(
うか
)
んでくるけれど、もう一方のはどうしても思い出せない。
美しい村
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
よく気をつけてみると、
毛髪
(
もうはつ
)
の下の皮膚が、うすく
襞状
(
ひだじょう
)
になっているのが見えないこともないが、それが見えたとて、誰もそれを
傷痕
(
きずあと
)
と思う者がないであろう。じつにおどろくべき手術の進歩だ。
脳の中の麗人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
されば
物凄
(
ものすご
)
い相貌の変り方について種々
奇怪
(
きかい
)
なる噂が立ち
毛髪
(
もうはつ
)
が
剥落
(
はくらく
)
して左半分が
禿
(
は
)
げ頭になっていたと云うような風聞も根のない
臆説
(
おくせつ
)
とのみ
排
(
はい
)
し去る
訳
(
わけ
)
には行かない佐助はそれ以来失明したから見ずに済んだでもあろうけれども
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“毛髪”の意味
《名詞》
毛 髪(もうはつ)
髪の毛。また、人体の毛の総称。
(出典:Wiktionary)
“毛髪(
頭髪
)”の解説
頭髪(とうはつ)は、ヒトの頭部に生える毛である。毛髪(もうはつ)、髪の毛(かみのけ)、また単に髪(かみ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“毛髪”で始まる語句
毛髪悚然