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段
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たん
ふりがな文庫
“
段
(
たん
)” の例文
そしてその
大御田族
(
おおみたから
)
なる公民には、男には二
段
(
たん
)
ずつ、女には一段百二十歩ずつ、老幼に論なくことごとく公田を割り与えました。
融和問題に関する歴史的考察
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
仲平の父は
日向国
(
ひゅうがのくに
)
宮崎郡清武村に二
段
(
たん
)
八
畝
(
せ
)
ほどの宅地があって、そこに三棟の家を建てて住んでいる。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
田地も去年
漸
(
やうや
)
く五
段
(
たん
)
ばかり、自分の物にすることが出来ました。俺ァ次男に生れたんで、はじめ何もごぜェませんでしたが、くッくと働いて漸く手に入れましただ。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
……あれは畑いじりが好きで
蔬菜
(
そさい
)
物を二
段
(
たん
)
も作っていますが、畑仕事をするときや、お役の馬草刈りなどにはこれを冠ります、頭に載せるものだから清浄な心がこもっていなければ
日本婦道記:萱笠
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“段”の意味
《名詞》
(ダン)次々に高くなっている平面。
(ダン)上下に重なっているものの一つ。
(ダン)武芸などの技量を表す等級。
(ダン)長く続く物事の一区切り。
(ダン)物事の一局面。
(きざ)刻み目。
(出典:Wiktionary)
段
常用漢字
小6
部首:⽎
9画
“段”を含む語句
階段
手段
一段
段々
段落
上段
三段
此段
九段坂上
二段
段々畑
梯子段
石段
段梯子
算段
踏段
常套手段
楷子段
段違
楷段
...