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標
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ヘウ
ふりがな文庫
“
標
(
ヘウ
)” の例文
此作り物は、大嘗祭に牽いた「
標
(
ヘウ
)
の
山
(
ヤマ
)
」と同じ物で、屋外の「
出
(
ダ
)
し
物
(
モノ
)
」を座敷にうつしただけである。
まれびとの歴史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
私も以前、同様に「
標
(
ヘウ
)
の
山
(
ヤマ
)
」、山・鉾の前型の研究から、其に似たことを申して居たことでした。
能舞台の解説
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
この時に種々厳粛な儀式が行はれましたが、その一つにかういふ事が昔はありました。「
標
(
ヘウ
)
の
山
(
ヤマ
)
」といふものなのです。昔は日本訓みに訓んだでせうが、平安朝時代にはかう音読してゐます。
日本美
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
すべて祭り屋台の類はほこ・やま・だし・だんじりなど、みな平安朝まであつた「
標
(
ヘウ
)
の
山
(
ヤマ
)
」と、元一つの考へから出て居る。平安朝初期に、既に「標の山」の上に蓬莱山を作り、仙人の形を据ゑた。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神迎への
標
(
ヘウ
)
の
山
(
ヤマ
)
なのである。
まれびとの歴史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“標”を含む語句
目標
標本
標準
商標
標題
浮標
標語
道標
墓標
澪標
標章
標榜
標的
標札
標識
標柱
標致
石標
木標
標幟
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