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槙町
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まきちょう
ふりがな文庫
“
槙町
(
まきちょう
)” の例文
旧字:
槇町
槙町
(
まきちょう
)
に殺しがあると聞いて、縄張内ではありませんが、様子を見に出かけようとしていると、八丁堀の
与力
(
よりき
)
、笹野新三郎のところから火急の用事があるから
銭形平次捕物控:019 永楽銭の謎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
弘庵は弘化四年土浦の藩校を去り江戸に帰って日本橋
槙町
(
まきちょう
)
に
僦居
(
しゅうきょ
)
し翌年麹町平川町に移りまたその翌年下谷
三味線堀
(
しゃみせんぼり
)
に転じ家塾を開いてこれを
彀塾
(
こうじゅく
)
と称した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
和泉屋の晴れの
披露目
(
ひろめ
)
とあって、
槙町
(
まきちょう
)
亀屋
(
かめや
)
の大浚えには
例
(
いつ
)
もの通り望月が心配して下方連を集めて来たまでは好かったが、笛を勤めるのが乗物町の名人又七と聞いて
助五郎余罪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
「とうとうお
目出度
(
めでたく
)
なったそうだな、ほら、あの
槙町
(
まきちょう
)
の
二弦琴
(
にげんきん
)
の
師匠
(
ししょう
)
も。……」
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「ばか、そんな所に、脈があるか。はやく
槙町
(
まきちょう
)
の外科の先生を呼んで来い」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「菊之助は
血眼
(
ちまなこ
)
だ、——それから、徳三郎の囲っている女が判りました。
槙町
(
まきちょう
)
の小唄の師匠で、お崎って凄い年増ですよ。
三月
(
みつき
)
越し行かないから手が切れたのかと思ったら、
昨夜
(
ゆうべ
)
久し振りでノコノコ出かけましたよ」
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
槙
漢検準1級
部首:⽊
14画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“槙”で始まる語句
槙
槙島
槙山
槙柱
槙屏
槙村
槙柏
槙葉
槙雑木
槙尾赤霧