“槇町”のいろいろな読み方と例文
新字:槙町
読み方(ふりがな)割合
まきちやう60.0%
まきちょう40.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
槇町まきちやうで一と晩過しました。相手をしたのは、お千代といふ、へツ/\、飛んだ良い女で——」
「菊之助は血眼ちまなこだ、——それから、徳三郎の圍つて居る女が判りました。槇町まきちやうの小唄の師匠で、お崎つて凄い年増ですよ。三月越し行かないから手が切れたのかと思つたら、昨夜久し振りでノコノコ出かけましたよ」
槇町まきちやうは即中橋の居をして言つたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かれらは京橋の炭屋河岸に住んでいたが、六助の店が日本橋槇町まきちょうにあったので、芝の神谷町かみやちょう裏へ移り、そこで小さな荒物屋をはじめた。
「あら本当よ、槇町まきちょうにいたじぶんだって、近所の娘さんたちに騒がれたってこと知ってるわ、歌沢うたざわのお師匠さんのことだって、……いやよあたし、これからもしそんなことがあったらあたし生きちゃいないわ、ねえ、いいこと」
寒橋 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)