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検挙
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あげ
ふりがな文庫
“
検挙
(
あげ
)” の例文
旧字:
檢擧
「あの
誘拐
(
かどわかし
)
なら、俺の方じゃもう
検挙
(
あげ
)
るばかりになっているんだ。
満更
(
まんざら
)
知らねえ顔でもない兄哥に恥を掻かせるでもないと思ってね」
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝から
拘引
(
こういん
)
されていた給仕長の圭さんと、コックの吉公とが、夕方になって一
先
(
ま
)
ず
帰店
(
きたく
)
を許され、これと入れかわりに電気商岩田京四郎が、
検挙
(
あげ
)
られてしまった。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もって行かれた日には我々は一網打尽に一人のこらず
検挙
(
あげ
)
られてしまうところだったのです
動物園の一夜
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
かれの妻君は、大晦日の夜ふけ、場末で春をひさいで
検挙
(
あげ
)
られた女であることを。さうしたかの女が、これはまた婆羅門教の
Veda
(
ベダ
)
の、パセティックな讃仰者であることも附け加へながら。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
まあ、聞きなさい……この家にエルマンという悪いやつがいて、あんたらに
検挙
(
あげ
)
られて、マニラへ送還されたが、あれは純粋なポリネシアやから、誰が豚を飼っていたか、
推
(
お
)
して知るべきでしょう。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
▼ もっと見る
ヘヘヘ。だから万一あっしが
検挙
(
あげ
)
られたって、決して今夜の事あ口を
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
検挙
(
あげ
)
られたんですとさ、川村が」
眼
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
“検挙”の意味
《名詞》
捜査機関がある犯罪行為を捜査し、その容疑者を摘発すること。
(出典:Wiktionary)
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
“検”で始まる語句
検
検屍
検非違使
検校
検分
検見
検査
検覈
検疫
検察官