桜羽場さくらはば)” の例文
それでもあの崖はほんたうのわかい緑や、灰いろの芽や、かばの木の青やずゐぶん立派だ。佐藤箴さとうかんがとなりに並んで歩いてるな。桜羽場さくらはばが又凝灰岩を拾ったな。ほほがまっ赤で髪もあかいその小さな子供。
台川 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
それでもあの崖はほんとうのわかみどりや、はいいろのや、かばの木の青やずいぶん立派りっぱだ。佐藤箴さとうかんがとなりにならんで歩いてるな。桜羽場さくらはばがまた凝灰岩ぎょうかいがんひろったな。ほおがまっかみあかいその小さな子供こども
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)