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桜樹
ふりがな文庫
“桜樹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうじゅ
60.0%
さくら
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうじゅ
(逆引き)
今年花また開くの好時節に際し都下の
或
(
ある
)
新聞紙は
濹上
(
ぼくじょう
)
の
桜樹
(
おうじゅ
)
漸
(
ようや
)
く
枯死
(
こし
)
するもの多きを説く。ああ新しき時代は遂に全く破壊の事業を完成し得たのである。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
人家のまわりの庭、花の咲いた
桜樹
(
おうじゅ
)
、緑の芝地、美しい
樹影
(
こかげ
)
、擬古式の
廃墟
(
はいきょ
)
、大理石の円柱台の上、緑の間には、昔の女王らの白い胸像、そのやさしいかわいい顔つき。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
桜樹(おうじゅ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さくら
(逆引き)
一団の
桜樹
(
さくら
)
が葉になって、根元の土に花びらがひらひらしているところもあった。百姓家でははねつるべの音がきしんで、
子守
(
こもり
)
が二人を見送っていたりした。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
⦅そうら、また親爺め、女帝陛下のお供をした時の話をはじめをるぞ!⦆かう、呟やきながらレヴコーは足ばやに、例の
長
(
たけ
)
の低い
桜樹
(
さくら
)
にかこまれた、馴染の小家をめざして、心も漫ろに急いでゐた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
桜樹(さくら)の例文をもっと
(2作品)
見る
“桜樹”の意味
《名詞》
桜 樹(おうじゅ)
桜の樹。
(出典:Wiktionary)
桜
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“桜”で始まる語句
桜
桜花
桜桃
桜草
桜田門
桜井
桜痴
桜実
桜田
桜山
“桜樹”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
ロマン・ロラン
林不忘
国枝史郎
永井荷風