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おうじゅ
ふりがな文庫
“おうじゅ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桜樹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桜樹
(逆引き)
今年花また開くの好時節に際し都下の
或
(
ある
)
新聞紙は
濹上
(
ぼくじょう
)
の
桜樹
(
おうじゅ
)
漸
(
ようや
)
く
枯死
(
こし
)
するもの多きを説く。ああ新しき時代は遂に全く破壊の事業を完成し得たのである。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
人家のまわりの庭、花の咲いた
桜樹
(
おうじゅ
)
、緑の芝地、美しい
樹影
(
こかげ
)
、擬古式の
廃墟
(
はいきょ
)
、大理石の円柱台の上、緑の間には、昔の女王らの白い胸像、そのやさしいかわいい顔つき。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
もとの場所へ
辿
(
たど
)
りつくと、「さて最後にお見せしたい物が、実はここにもう一つござる」こういいながら平八は、巨大な
桜樹
(
おうじゅ
)
の根もとから、川とは反対に
耕地
(
はたち
)
の方へ、土手の腹を下って行ったが
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
おうじゅ(桜樹)の例文をもっと
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