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桓武天皇
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かんむてんのう
ふりがな文庫
“
桓武天皇
(
かんむてんのう
)” の例文
春寒
(
はるさむ
)
の
夜
(
よ
)
を深み、
加茂川
(
かもがわ
)
の水さえ死ぬ頃を見計らって
桓武天皇
(
かんむてんのう
)
の亡魂でも食いに来る気かも知れぬ。
京に着ける夕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
坂上田村麻呂
(
さかのうえのたむらまろ
)
は
今
(
いま
)
から千
年余
(
ねんあま
)
りも
昔
(
むかし
)
、
桓武天皇
(
かんむてんのう
)
が
京都
(
きょうと
)
にはじめて
御所
(
ごしょ
)
をお
造
(
つく
)
りになったころ、
天子
(
てんし
)
さまのお
供
(
とも
)
をして
奈良
(
なら
)
の
都
(
みやこ
)
から
京
(
きょう
)
の
都
(
みやこ
)
へ
移
(
うつ
)
って
来
(
き
)
たうちの
一人
(
ひとり
)
でした。
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
桓武天皇
(
かんむてんのう
)
の
御代
(
みよ
)
、
巍石鬼
(
ぎせっき
)
という鬼が有明山に登って、その山腹なる
中房山
(
なかぶさやま
)
に温泉の湧くのを発見し、ここぞ
究竟
(
くっきょう
)
のすみかと、多くの手下を集めて、自ら八面大王と称し
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
小松平重盛公
(
こまつたいらのしげもりこう
)
のお血すじ、さらに、
溯
(
さかのぼ
)
れば、畏れ多くも、
平氏
(
へいし
)
は
桓武天皇
(
かんむてんのう
)
よりわかれ給うところ、申さば、金枝玉葉の御血の
雫
(
しずく
)
をすら、今のお身に伝えておうけなされているのでござりますぞ。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“桓武天皇”の解説
桓武天皇(かんむてんのう、737年〈天平9年〉- 806年4月9日〈延暦25年3月17日〉)は、日本の第50代天皇(在位:781年4月30日〈天応元年4月3日〉 - 806年4月9日〈延暦25年3月17日〉)。諱は山部(やまべ)。
平城京から長岡京および平安京への遷都を行った。また、践祚と日を隔てて即位した初めての天皇であり、桓武平氏の始祖となる。
(出典:Wikipedia)
桓
漢検準1級
部首:⽊
10画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
皇
常用漢字
小6
部首:⽩
9画
“桓武天皇”で始まる語句
桓武天皇以來