トップ
>
果
>
はづれ
ふりがな文庫
“
果
(
はづれ
)” の例文
挨拶をして、部屋を出て、玄関正面へ
来
(
き
)
て、向を見ると、長い廊下の
果
(
はづれ
)
が
四角
(
しかく
)
に切れて、ぱつと
明
(
あか
)
るく、
表
(
おもて
)
の
緑
(
みどり
)
が
映
(
うつ
)
る
上
(
あが
)
り
口
(
ぐち
)
に、池の女が立つてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
顔を
上
(
あ
)
げて、
中休
(
なかやす
)
みに、館内を見廻すと、
流石
(
さすが
)
に図書館丈あつて静かなものである。しかも人が沢山ゐる。さうして向ふの
果
(
はづれ
)
にゐる人の
頭
(
あたま
)
が黒く見える。
眼口
(
めくち
)
は判然しない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“果”を含む語句
効果
結果
果物
無花果
果實
因果
果実
相果
效果
果然
果報
朽果
果敢
果合
仏果
成果
倦果
無花果樹
其果
苹果
...