“来(か)” の例文
旧字:來
何か、火急な事以外には、同志たちの往(ゆ)き来(か)いもつつしみ合っていた。殊に、何処へ出ても、居所は明確に誰かへ聯絡を持って置く事。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
往(ゆ)き来(か)う昔から今までの旅人が、振り仰いで見たのは、この奇怪な山々で、追分に立てた路標の石も、峠の茶屋の婆さまも、天外に高く懸れる示現は、別に説明のしようもないから
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)