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本姓
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ほんせい
ふりがな文庫
“
本姓
(
ほんせい
)” の例文
老爺さんは、湯川というのも自分の
本姓
(
ほんせい
)
ではない。仙台屋敷に生れたから仙台様の藩士だろう。お
留守居
(
るすい
)
役だともきいたが、
廻米
(
かいまい
)
の事に明るかった。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
山内
(
やまのうち
)
(
里見氏
(
さとみし
)
本姓
(
ほんせい
)
)から
出
(
で
)
ましたが、と
言
(
い
)
ふのを、
私
(
わたし
)
が
自分
(
じぶん
)
で
取次
(
とりつ
)
いで、はゝあ、
此
(
こ
)
れだな、
白樺
(
しらかば
)
を
支那鞄
(
しなかばん
)
と
間違
(
まちが
)
へたと
言
(
い
)
ふ、
名物
(
めいぶつ
)
の
爺
(
とつ
)
さんは、と
頷
(
うなづ
)
かれたのが、コツプに
油紙
(
あぶらがみ
)
の
蓋
(
ふた
)
をしたのに
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“本姓”の解説
本姓(ほんせい)は、日本において、氏(同族血縁集団)を示す氏族名を指す。「本来の氏」という意味である。単純に姓(せい)とも言う。古代の「姓(かばね)」のことではない。
明治時代以降に家族集団名である「名字(苗字)」や「家名」のことを「氏」と呼ぶことが広まったために、これと区別の目的で「本姓」が用いられるようになった。中世以降、一般には、姓が氏と同じ意味を指すように変化しているため、「本来の氏」のことを「本来の姓」つまり「本姓」と表現した。
(出典:Wikipedia)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
姓
常用漢字
中学
部首:⼥
8画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町