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未醒
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みせい
ふりがな文庫
“
未醒
(
みせい
)” の例文
と
真先
(
まっさき
)
に立ちたる
未醒
(
みせい
)
君、
立留
(
たちど
)
まって、一行を顧みた。見れば
正
(
まさ
)
しく橋は陥落して、
碧流
(
へきりゅう
)
巌
(
いわ
)
を
噛
(
か
)
む。一行相顧みて
唖然
(
あぜん
)
たり。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
「コラ、そんな事をいうと、天狗様の罰が当るぞ」と、
未醒
(
みせい
)
子は眼を剥く。先生の相貌、羅漢に似たる為か、アーメンはよくよく嫌いと見えたり。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
現に裏の畑には芋も大根もあるのに、それを掘るのが面倒なのか、高い缶詰を売付けようとするのか、不親切も
甚
(
はなはだ
)
しいので、
未醒
(
みせい
)
子大いに腹を立て
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
後
(
あと
)
に続く木川子、それにかく申す吾輩、
殿軍
(
しんがり
)
としては五尺六寸ヌーボー式を発揮した
未醒
(
みせい
)
画伯、
孰
(
いず
)
れも
着茣蓙
(
きござ
)
を羽織って、意気揚々
塩原
(
しおばら
)
へこそ乗りこんだり。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
「
栗生
(
くりう
)
峠はなかなか難所だが馬で越すことが出来るそうだ。どうだ、一つ峠の凸凹道を
馬上
(
うま
)
で越そうではないか」といい出したのは
未醒
(
みせい
)
画伯。随分乱暴な話だ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
▼ もっと見る
その内に
未醒
(
みせい
)
画伯の巨大なる
躯幹
(
くかん
)
がノッソリ現われると、間もなく吉岡将軍の
髯面
(
ひげづら
)
がヌッと出て来る。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
未
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“未”で始まる語句
未
未曾有
未練
未亡人
未刻
未明
未来
未來
未熟
未知