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木梢
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こずえ
ふりがな文庫
“
木梢
(
こずえ
)” の例文
女子
(
おなご
)
の世に生れし
甲斐
(
かい
)
今日知りて
此
(
この
)
嬉しさ
果敢
(
はか
)
なや終り
初物
(
はつもの
)
、あなたは旅の御客、
逢
(
あう
)
も別れも
旭日
(
あさひ
)
があの
木梢
(
こずえ
)
離れぬ内
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
車漸く進みゆくに霧晴る。
夕日
(
ゆうひ
)
木梢
(
こずえ
)
に残りて、またここかしこなる
断崖
(
だんがい
)
の白き処を照せり。忽
虹
(
にじ
)
一道
(
いちどう
)
ありて、近き山の麓より立てり。幅きわめて広く、
山麓
(
さんろく
)
の人家三つ四つが程を占めたり。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこには、
紫丁香花
(
むらさきはしどい
)
や黄いろい
針金雀児
(
はりえにしだ
)
の株を植えこんだ、イギリス風の花壇が二つ三つ散在し、五六本の白樺がそこここに小さい木立となって、細かい葉をつけた疎らな
木梢
(
こずえ
)
をもたげている。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
“木梢”の意味
《名詞》
こずえ。
(出典:Wiktionary)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
梢
漢検準1級
部首:⽊
11画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵