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ぼくとう
ふりがな文庫
“
木刀
(
ぼくとう
)” の例文
木刀
(
ぼくとう
)
をもってたっている
兄
(
にい
)
さんの
足
(
あし
)
もとに、お
母
(
かあ
)
さんはきちんとすわって、
頭
(
あたま
)
をたたみにすりつけんばかりにして、たのみました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
「この どうじょうの どの
木刀
(
ぼくとう
)
でも よろしゅうございますから、
一休
(
いっきゅう
)
さまの
木刀
(
ぼくとう
)
と とりかえて いただきとう ございます。」
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
表門には、ふたりの秘書が、
木刀
(
ぼくとう
)
のようなものを持って、ものものしく見はり番をつとめています。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
裾
(
すそ
)
をはしょって、
真鍮
(
しんちゅう
)
こじりの
木刀
(
ぼくとう
)
をうしろへ廻した。見ている者には何がなにやらいっこうに分らない。ただ赤かった宅助の顔が青くなって、道化役者が
撲
(
なぐ
)
られたようにしか見えなかった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一休
(
いっきゅう
)
さんは、ごちそうを たべ、
木刀
(
ぼくとう
)
を ありた はやとにあたえると、また どこともなく でていきました。
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
▼ もっと見る
兄
(
にい
)
さんは、そばの
木刀
(
ぼくとう
)
をとって、
諭吉
(
ゆきち
)
のほうへ、あらあらしい
足
(
あし
)
どりでつめよりました。このとき
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
ふたりの書生は、懐中電灯と、
木刀
(
ぼくとう
)
を持って、まっくらな庭へとびだしていきました。
仮面の恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
一休
(
いっきゅう
)
さんは はらの そこから いいました。すると、さすがは うでの ある ぶげいしゃです。じぶんの わるいことを さとったか、がらりと
木刀
(
ぼくとう
)
を すてて
一休さん
(新字新仮名)
/
五十公野清一
(著)
兄
(
にい
)
さんも、こしをおろして、
木刀
(
ぼくとう
)
をかたわらにおき、お
母
(
かあ
)
さんのまえに、だまって
頭
(
あたま
)
をさげていました。お
母
(
かあ
)
さんのうしろには、
諭吉
(
ゆきち
)
がおなじように、
頭
(
あたま
)
をさげていました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
“木刀”の意味
《名詞》
木刀 (ぼくとう)
かしや枇杷などの木を刀の形に削った棒。木太刀、木剣。
(出典:Wiktionary)
“木刀”の解説
木刀(ぼくとう)は、日本刀を模した木製品である。木剣(ぼっけん)とも呼び、海外ではbokkenで通じる。武術では木太刀(きだち)ともいう。
(出典:Wikipedia)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵