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ぼくとう
ふりがな文庫
“ぼくとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
木刀
71.4%
幞頭
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木刀
(逆引き)
表門には、ふたりの秘書が、
木刀
(
ぼくとう
)
のようなものを持って、ものものしく見はり番をつとめています。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
裾
(
すそ
)
をはしょって、
真鍮
(
しんちゅう
)
こじりの
木刀
(
ぼくとう
)
をうしろへ廻した。見ている者には何がなにやらいっこうに分らない。ただ赤かった宅助の顔が青くなって、道化役者が
撲
(
なぐ
)
られたようにしか見えなかった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぼくとう(木刀)の例文をもっと
(5作品)
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幞頭
(逆引き)
写経料紙の端に、
袍
(
ほう
)
を着た
幞頭
(
ぼくとう
)
(帽子)すがたの大男が、眼玉をむき、肩ヒジを張って、大議論をぶッている絵の落書きだ。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其状鎧を
被
(
かうぶ
)
り
幞頭
(
ぼくとう
)
を
冠
(
くわん
)
し手に
笏
(
こつ
)
を持る、顔貌も甚
厳
(
おごそか
)
ならず。造作の様頗る古色あり。豊岡八幡の社に
詣
(
いた
)
る。境中狭けれども一
茂林
(
もりん
)
なり。
茅茨
(
ばうじ
)
の鐘楼あり。一里卅丁板鼻駅、二里十六丁松井田駅なり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ぼくとう(幞頭)の例文をもっと
(2作品)
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