朝影あさかげ)” の例文
朝影あさかげはなりぬたま耀かぎるほのかにえてにしゆゑに 〔巻十一・二三九四〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
冷えた夜も幾らか朝影あさかげを感じる頃になると、温みがさして来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
朝影あさかげきよ花草はなぐさ
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
朝影あさかげきよ花草はなぐさ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)