朝四暮三てうしぼさん)” の例文
生甲斐いきがひなや五尺ごしやく父母ふぼおんになれずましてや暖簾のれんいろむかしにめかへさんはさてきて朝四暮三てうしぼさんのやつ/\しさにつく/″\浮世うきよいやになりて我身わがみてたき折々をり/\もあれど病勞やみつかれし兩親ふたおや寢顏ねがほさしのぞくごとにわれなくばなんとしたまはん勿體もつたいなしとおもかへせどくは
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)