モチ)” の例文
モチの夜の月がえて居た。若人たちは、今日、郎女の織りあげた一反ヒトムラ上帛ハタを、夜の更けるのも忘れて、見讃ミハヤして居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
月よみの モチの光りの明るくて、人ごゑのぼる。観音の阪
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)