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有髯
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ゆうぜん
ふりがな文庫
“
有髯
(
ゆうぜん
)” の例文
ロンのパリ音楽院の教授としての声名もすばらしいが、その演奏家としての腕前も、
有髯
(
ゆうぜん
)
男子を
瞠若
(
どうじゃく
)
たらしめるものがある。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
昔時、向象賢や蔡温を悩ましたところの沖縄婦人は、他日、女子問題をひっさげて
有髯
(
ゆうぜん
)
男子をして顔色なからしむるような活動をやるかもしれませぬ。
ユタの歴史的研究
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
彼の眼は、受令的に、船橋を
彷徨
(
ほうこう
)
したが、何も見つけえなかった。二人の婦人は、彼が
有髯
(
ゆうぜん
)
のかんかん虫であったと気づくと、きたない物のそばを離れるように
飛
(
と
)
び
退
(
の
)
いた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この会場に
入
(
い
)
るものは、位ある
有髯
(
ゆうぜん
)
男子も脱帽して恭敬の意を表せざるべからざるに、
渠
(
かれ
)
は何者、
肩掛
(
ショオル
)
を
被
(
かつ
)
ぎ、頭巾目深に面を包みて、
顔容
(
かおかたち
)
は見えざれども、目は
冷
(
ひやや
)
かに人を射て
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
有髯
(
ゆうぜん
)
男子に一歩も譲るものではないが、芸術的完成においては、なお充分の若さを残し、将来の巨大な進歩を暗示していることは言うまでもない。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
“有髯”の意味
《名詞》
有髯(ゆうぜん)
髯が有ること。髯を生やしていること。
(出典:Wiktionary)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
髯
漢検1級
部首:⾽
15画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体