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暗然
ふりがな文庫
“暗然”の読み方と例文
読み方
割合
あんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんぜん
(逆引き)
ゆくものも
暗然
(
あんぜん
)
たり、とどまるものも暗然たり、天には一点の雲もなく、南半球の群星はまめをまいたように、さんぜんとかがやいている。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
私は
暗然
(
あんぜん
)
と顔を上げた。芸術家気質でそういうだらしない生活をしているのだろうと、旅川が言外に含めたのではないかと
邪推
(
じゃすい
)
したのである。
風宴
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
民部
(
みんぶ
)
はものをいわなかった。小文治も
黙然
(
もくねん
)
とふかい
息
(
いき
)
をつくのみだった。蔦之助もまた
暗然
(
あんぜん
)
と言葉をわすれて、
無情
(
むじょう
)
な
星
(
ほし
)
のまたたきに
涙
(
なみだ
)
ぐむばかり……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暗然(あんぜん)の例文をもっと
(10作品)
見る
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“暗”で始まる語句
暗
暗闇
暗澹
暗夜
暗誦
暗黒
暗示
暗礁
暗々裡
暗中
“暗然”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
三島霜川
下村湖人
梅崎春生
林不忘
中里介山
泉鏡太郎
吉川英治
海野十三
泉鏡花