“日着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひづき50.0%
ひづ25.0%
ひづけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ下宿にごろごろしていた連中が七人ほど、江の島まで日着ひづき日帰ひがえりの遠足をやった事がある。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大山へは、夜立ちして十三里日着ひづきする。五円持て夜徹よどおし歩るき、眠たくなれば堂宮どうみやに寝て、唯一人富士に上って来る元気な若者もある。夏のいのちは日と水だ。照らねばならず、降らねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
歩行程に成ければ最早もはや大丈夫なり此處こゝよりとほ駕籠かごにせば日着ひづけに江戸へ着すべしと友次郎は其日亭主をび明朝出立の事をはなし是迄長々なが/\あつ世話せわに成し事をお花とともに禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)