“ひづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日附83.3%
日着16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へんなこともあるものじゃ——まさしゅうこれは家康公いえやすこうのお手紙で、おまけに今夕こんゆうのお日附ひづけとなっている」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
家督相続の年には、抽斎が十八歳で、隠居した父允成ただしげが五十九歳であった。抽斎は相続後ただちに一粒金丹いちりゅうきんたん製法の伝授を受けた。これは八月十五日の日附ひづけを以てせられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
歩行程に成ければ最早もはや大丈夫なり此處こゝよりとほ駕籠かごにせば日着ひづけに江戸へ着すべしと友次郎は其日亭主をび明朝出立の事をはなし是迄長々なが/\あつ世話せわに成し事をお花とともに禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)