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日焦
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ひやけ
ふりがな文庫
“
日焦
(
ひやけ
)” の例文
その海水浴で
日焦
(
ひやけ
)
した位の皮膚の跡が、後には
化膿
(
かのう
)
を伴う
火傷
(
やけど
)
となり、数カ月も治療を要したのだが、この時はまだこの兄もなかなか元気であった。
夏の花
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
白木綿
(
しろもめん
)
が、
鼠
(
ねずみ
)
木綿と
紛
(
まが
)
うほど、
埃
(
ほこり
)
と
雨露
(
あめつゆ
)
に汚れていた。油気のない髪、
日焦
(
ひやけ
)
に
痩落
(
やせお
)
ちている頬、どことなく、志を得ない人間の疲れと
困憊
(
こんぱい
)
が
纒
(
まと
)
っていた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この頃はいくらか
日焦
(
ひやけ
)
がして、目の色も鋭くなっていたが、お島が暫くでも夫婦ものの旅行と見られるのが嬉しいような、
目眩
(
まぶし
)
いような気持のするほど、それは様子が好かった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「右ノ腕ガエラク
日焦
(
ひやけ
)
シテイルネ」
瘋癲老人日記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“日”で始まる語句
日
日向
日本
日和
日光
日中
日々
日数
日暮
日毎